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下がり天井に注意しよう [マンション設計]

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ブログテーマ:元、大京マンが業界の裏側を知り尽くした目線で、マンション購入に関する疑問や諸問題を解き明かし、後悔しないためのハウツーをご紹介・・・・原則として、毎月5と10の日に投稿しています。

モデルルームを見に行くと、ときどき天井が大きく垂れ下がっている物件に出会うことがあります。

キッチンとダイニングの境目あたりに横切っているものもありますし、部屋の隅が下がっているものは大多数の物件で見られます。

これら「下がり天井」が圧迫感として伝わって来るようなものであれば、建物の価値を下げることになります。

部屋の隅を通っているものは梁ですが、最近は扁平なタイプを採用して目立たないようにしたものも登場しています。



間取りの良し悪しは、平面的なものだけでなく、立体的にも評価されるのです。

動線のチェックだけでなく、特によくチェックした方が良いのは「 天井 」です。

「 天井 」は、マンションのグレード感が一番よく表れるポイントです。グレートの高い高級マンションの「 天井 」は、例外なく高くすっきり平らになっています。

「折り上げ天井」といって、中央部を一段と高くし、シャンデリアを垂らすと似合う、そんな感じの高級マンションもあります。これなどは天井が全体に高いから成せる芸当というわけです。

階高 (階と階の高さ)が十分確保された高級マンションは、天井板と上階のスラブ(コンクリート床板)との間の空間に大梁・小梁、給排気ダクトが収まるからです。

要するに、見栄えがよくないモノは「 天井裏 」に隠してあるわけです。

一方、中級以下のマンションでは、階高がそれほど十分ではないため大梁・小梁や給排気ダクト等の梁型(はりがた)が住戸の天井の下側に張りだしていることが多いのです。

この部分を「 下がり天井 」と呼んで、間取りの平面図では「 点線 」で描かれています。

この「 点線 」には十分に注意しなければなりません。重要なチェックポイントです。

リビング・ダイニングルームの天井の高さは2.45m~2.5mあれば標準です。

しかし、大梁・小梁や給排気ダクトの梁型がLDや洋室の中央付近を堂々と横切っているような住戸もたまに見られ、その天井高は2.1mほどしかありません。

俗に「 ギロチンマンション 」と呼ばれるものです。これは最悪です。

平面図を見るだけで室内の立体空間がイメージできる人は少ないはずです。ついつい、部屋のレイアウトだけに囚われ、動線や家具の配置をイメージすることが優先してしまいがちです。

これが、完成内覧会のときに落胆につながる原因なのです。「イメージしていたより天井が低い気がするなあ」程度で済めばいいのですが、ショックを受けるほど圧迫感がひどい例も少なくないからです。

モデルルームには、その種のタイプは選択しないので、購入したタイプが図面だけであったような場合に起こる現象です。

ただ、その場合に売主にクレームをつけることはできないのです。図面に正し表示してあるからです。どこかに「よく図面を確認の上でご契約してください」などの文言も大体は書いてあるものです。ゆえに、よく確認していない買い手が悪いとなってしまうのです。

担当者は、都合の悪いことは説明を避けてしまうものですが、それを不親切極まりないなどと憤っても仕方ないことです。



最近は、建築費の高騰のため設計段階でコストを意識するあまり、居住者・買い手に配慮の足らないマンションが増えていると感じます。

住まいは、快適であることが大事です。快適の要素には、柱も天井の梁やダクトなども出っ張っていないスッキリ感も挙げられるはずです。従って、天井面がどうなっているかは重要な部分になるのです。

ギロチンだけでなく、点線の描かれている部分の全てに目を向け、どんなふうにデコボコしているのか、その程度はどのくらいか、縦横の寸法はどうかを担当者に尋ねることを忘れないようにしたいものです。

大梁,小梁等やダクトの位置は、リフォームで移動出来るものではありません。間取り図で「点線 」で描かれた「 下がり天井 」の「 位置 」と「幅」、「 高さ 」をしっかりとチェックしてから,購入を検討していくことをお勧めします。


・・・・今日はここまでです。ご購読ありがとうございました。ご質問・ご相談は「無料相談」のできる三井健太のマンション相談室(http://mituikenta.web.fc2.com)までお気軽にどうぞ。


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